イタリアワイン

イタリアワインは、遥か2000年前もの昔から造られてきた長い歴史を持つワインです。ギリシャ人によって古代ローマにワイン作りの知識が広められました。南北に伸びる細長いイタリア全土でブドウ栽培に適した様々な気候と豊かな土壌で多種多様な美味しを秘めたワインが造られています。イタリアは古くからワイン名産地として知られていて、古代のギリシャ人はイタリア半島のことを「ワインの大地」と名付ける程だったんですね。イタリアはフランスと共にワイン世界有数の生産国として知られていますが、生産規模ではフランスとほぼ互角です。イタリアではイタリアワインは80%は自己消費、残り20%が輸出されており、ワイン生産量、海外輸出量共にフランスと一位二位争いを繰り広げています。最もポピュラーで日本人にも親しまれているイタリアワイン「キャンティ」を生みだしているのは中部の「トスカーナ地方」で特に有名なワイン産地です。このほかにプーリア州などではワイン生産が豊富な地域として知られています。

イタリアのワイン法

イタリアワインには上から下までDOCG、DOC、IGT、VdTという4つに格付けされています。DOCGは統制保証原産地呼称で瓶の首に国の認定印が義務付けられています。DOCGになるには最低5年間DOCである事、一本の木から収穫するぶどうの量が限定されるなどの多くの規制をしなければなりません。DOCは統制原産地呼称で葡萄品種や栽培法、収穫量、醸造法、熟成期間、ワインの特性、表示法などが規制されています。IGTは典型地理的表示付きで葡萄品種と生産地域が限定されたワインです。V.d.Tはテーブルワインのことをいいます。このような厳しい規定の中で作られるイタリアワインの品質はとても良質なんです。この4つの分類は、あくまでも品質(規則に従って醸造されたという事)を保証するものであって、決して「おいしさ」を基準にランキングしたものではないのでV.d.Tに位置づけされている安価なテーブルワインでもたくさん美味しい最高級レベルのものはあるんですね。

バローロ

バローロとはイタリアの北西部ピエモンテ州にあるワインの産地で作られたこの地域の特産品で最高級のイタリアワインとして知られています。バローロはイタリアワインの王様とも言われています。バローロを中心とした指定された地区で栽培されたネッピオーロ種で造った赤ワインで、1981年に「D.O.C.G」原産地統制保証名称ワインに指定されています。このワインは収獲した年から最低38ヶ月、リゼルヴァタイプになるとなんと62ヶ月おかないと出荷できない事になっているのす。2008年の今、私達が口に出来る新しいビンテージのもの2004年のもの。時を経るほどにおいしくなるこのワインは10年、20年、30年と待って初めて本物のバローロの味にめぐり合えるという人もいるほどなんです。そんなに待てない人にはバローロ・ボーイズがオススメです。ネッビオーロというタンニンの多いブドウを使うことですぐに飲み頃となるまろやかなワインが出来上がるんです。ワイン好きのあなた、一度お試しあれ!

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